毛皮の取り扱い方法
storage

毛皮のお手入れと保管方法

レザー(皮革)と異なり、強さや実用性よりも、動物本来の毛の外観、感触をできるだけ損なわないように、美しさに重点がおかれています。
美しさを保つためには、着用時および保管時に細心の注意が必要となります。
A毛皮は大切な財産。着用にも十分な気配りとケアが必要です。

着用時に…

着用で折り曲げられたり、擦れたりすると、毛皮を傷めることになります。着用中の動作に注意し、毛皮を着たまま長時間同じ姿勢をとることなども避けましょう。

毛並みにクセがついたときは?

毛並みにクセがついたら、その部分に蒸しタオルを2~3分間当て、その後、軽くブラッシング。毛並みが整ったら、陰干しして乾燥させる。

雨や雪に濡れたときは?

毛皮をよく振って水滴を切った後、乾いたタオルで水分を拭き取り、風通しのよい場所で陰干しする。アイロンやドライヤー等の熱は厳禁!

バッグをもつときは?

ハンドバッグを腕に提げたり、ショルダーバッグを肩にかけたりすると、持ち手、肩ヒモの当たる部分の毛が擦り切れたりすることがある。

香水がついたときは?

毛皮は臭いを吸収しやすく、一度ついた臭いはなかなか抜けない。香水が直接毛皮につくと、臭いがつくばかりでなく、シミや黄変の原因ともなる。

熱や日光にあたったときは?

ストーブやたばこの火に注意が必要。熱で毛がチリチリとなることがある。長時間直射日光や強いライトにさらすと、いつの間にか毛先が縮み変色することがある。

着用後に…

毛皮は、髪の毛と同じように、ホコリがつきやすく、また、手入れを怠るとより毛が抜けやすくなることもあります。

ホコリを落とす

手のひら等で軽く叩いて、内部のホコリをたたき落とす。良く振ってフワフワした感じをもたせ、毛並み方向にブラッシングする。

クリーニング

毛皮には特殊なクリーニング方法が必要なため、信頼のおけるクリーニング店に相談する。

保管時に…

保管にあたってもっとも気をつけなければならないのは、虫害と湿気。防虫剤は一種類だけにし、適切にお使いください。

洋服ダンスでは

布カバーをかけて、ゆったりと間隔をとって吊り下げる。ポリ袋は湿気が充満することがあるので、使用しないのが無難。

保管箱では

白布か、ハトロン紙などで包み、ふっくらとたたんで入れる。

専門業者に依頼する

大切な財産でもある毛皮は、信頼できる専門業者に保管を依頼するのがオススメ。